この記事では、Pythonでソースコードを途中で改行する方法を解説します。
画面に収まらないほど長いソースコードは、スライドしなければ全体を確認することができないので理解しづらい。なので、コードを改行して画面におさまるように調節しましょう!
それでは、コードを改行する方法を見ていきます。
スポンサーリンク
ソースコードの改行
ソースコードを改行するには、改行したい箇所に\(バックスラッシュ)
を記述します。
# スライドしなければ見えないような長い処理
result = 1 + 2 + 3 + 4 + 5 + 6 + 7 + 8 + 9 + 10 + 11 + 12 + 13 + 14 + 15 + 16 + 17 + 18 + 19 + 20 + 21 + 22 + 23 + 24
# バックスラッシュで改行
result = 1 + 2 + 3 + 4 + 5 + 6 + 7 + 8 + 9 + 10 + 11 + 12 + \
13 + 14 + 15 + 16 + 17 + 18 + 19 + 20 + 21 + 22 + 23 + 24
何回でも改行することができます。
result = 1 + 2 + 3 + 4 + 5 + 6 + 7 + 8 + \
9 + 10 + 11 + 12 + 13 + 14 + 15 + 16 + \
17 + 18 + 19 + 20 + 21 + 22 + 23
バックスラッシュを使った改行の注意点
バックスラッシュの後ろに文字を記述するとSyntaxError
が発生する。空白でもエラーになってしまうので注意が必要です。
# エラー
result = 1 + 2 + 3 + 4 + 5 + \6
+ 7 + 8 + 9 + 10
# 空白が記述されているのでエラー
result = 1 + 2 + 3 + 4 + 5 + \
6 + 7 + 8 + 9 + 10
また、キリの良い箇所で改行してしまうと文が続いていても気付けないことがある。
なので、あえてキリの悪い箇所で改行することで文が続いていることをわかりやすくできます。
# キリが良い改行
result = 1 + 2 + 3 + 4 + 5 \
+ 6 + 7 + 8 + 9 + 10
# キリが悪い改行
result = 1 + 2 + 3 + 4 + 5 + \
6 + 7 + 8 + 9 + 10
関数呼び出しの改行
関数呼び出しの際にも一文が長くなってしまうことがある。そんな時は、引数ごとに改行することで見やすくすることができます。
その際\(バックスラッシュ)
は必要ありません。
# なんらかの関数呼び出し
func(なんらかの引数1, なんらかの引数2, なんらかの引数3, なんらかの引数4, なんらかの引数5)
# 改行することで見やすくなる
func(なんらかの引数1,
なんらかの引数2,
なんらかの引数3,
なんらかの引数4,
なんらかの引数5)
まとめ
この記事では、長いソースコードを途中で改行する方法を解説しました。
スライドしなければ全体が見えないソースコードは、確認するのがめんどくさいだけでなくコード自体も理解しづらくなってしまいます。なので、横に長くなりすぎないように注意しましょう。
逆にセミコロンを使うことで行内に複数の処理を区切って記述することもできます。
Linkセミコロン(;)を使って複数行のソースコードを1行にまとめる
それでは今回の内容はここまでです。ではまたどこかで〜( ・∀・)ノ