この記事では、テキストエディタであるAtomをインストールして、Pythonのコードを作成・実行してみましょう!
最低限の機能としてAtomに以下のプラグインを追加します。
- 日本語化
- Pythonのコード補完機能
- コードを実行するためのランナー
- MacOS HighSierra バージョン 10.13.6
- PyCharm Version 2019.3.1
Pythonをインストールしてない方は、以下の記事を参考にインストールしておきましょう!

Atomのインストール
まずは、Atomをインストールします。以下のリンクをクリックしてダウンロードページを開いてください。
LinkAtom — ダウンロードページ
そしたら以下のようなページが開くので「Dowload」をクリックします。

ダウンロードしたファイルは圧縮されているので展開しましょう。
※ 「mac」は「ダブルクリック」で、「Windows」は「右クリック > すべて展開」をクリックすれば展開できます。
展開すると「Atom」が表示されるので開いてください。

その際、下の画像のような注意ダイアログが表示されますが「開く」をクリックしましょう。

これでAtomを起動することができました。

これでAtomは使用できますが、このままでは普通のテキストエディタと大差ないので、パッケージをインストールして機能を拡張しましょう。
パッケージのインストール
パッケージはAtomのインストーラーからインストールできます。今回は以下のパッケージをインストールします。
- Atomの日本語化
- Pythonの補完機能
- ランナー
インストーラーを開く
Atomを起動した状態でcommand + ,(カンマ)を押すと「Settingsページ」が開けます。Settingsページが開けたらメニューにある「Install」をクリックすることでインストーラーが開けます。

ここからパッケージをインストールしていきます。

日本語化
それではパッケージをインストールしていきます。
先ほど開いたインストーラーの検索フォームに「japanese-menu」と打ち込み、表示されたパッケージにある「Install」をクリックします。

クリックするとインストールが開始され、インストールが終わると自動的に日本語化されます。
補完機能
次に補完機能をインストールします。「autocomplete-python」と打ち込んで表示されたパッケージにある「Install」をクリックします。

そして「Kite」をダウンロードします。下記のリンクからページを開いて「Download Now-It’s Free」をクリックしてください。
LinkKite

ダウンロードが開始されるので、そのページの指示に従ってインストールしてください。
ランナー
最後にランナーをインストールします。ランナーとは、作成したファイルを実行するためのパッケージです。実行できる言語は、「JavaScript, CoffeeScript, Ruby, Python, Go, Bash and PowerShell」です。
「atom-runner」と打ち込んで、表示されたパッケージにある「Install」をクリックします。

インストールが完了したらランナーの設定をします。atom-runnerは、デフォルトでは「Pyhton2系」としてコードを実行するので、「Python3系」として実行できるようにします。
メニューのAtom環境設定をクリックしてください。

すると下の画像のような「config.cson」が表示されます。

ここに以下のコードを追加して保存してください。
※ 保存は、Mac「commandキー + sキー」Windows「ctrlキー + sキー」
runner:
scopes:
python: "Python3"

これで設定できたので、一度Atomを終了させましょう。
Pythonファイルの作成・実行
それでは、Atomを使って簡単なPythonファイルを作成・実行してみましょう。
1. Atomを起動
パッケージをインストールしたらAtomを再起動させましょう。
2. 新規ファイルの作成
「commandキー」+「Nキー」を実行すると新規ファイルを作成できます。
3. ファイルの保存
AtomにPythonファイルであることを認識させるために一度保存します。
※ 保存は、Mac「commandキー + sキー」Windows「ctrlキー + sキー」
ここではファイル名を「test.py」にして、あとで削除しやすいようにデスクトップに保存しました。

4. コーディング
コードが補完されるか確認してみましょう!
しっかり予測変換が表示されコードを補完することができました。
5. 実行
書いたコードを実行します。コードを下のように書き換えてください。
print('Hello World')
書き換えたら「Ctrlキー」+「Rキー」を押してください。すると、実行結果が下に表示されます。

上の画像のように「Hello World」が出力されます。
まとめ
この記事では、Atomをインストールして使う方法を解説しました。Atomはパッケージをインストールすることで機能を拡張することができます。しかし、拡張しすぎると重くなってしまうので、本当に必要な機能のみにしておきましょう。
これでコードを書く準備ができたので、次にPythonの構文を学んでいきましょう!それでは今回の内容はここまでです。ではまたどこかで〜( ・∀・)ノ