この記事では、C言語で作成したソースコードを gcc を用いてコンパイル・実行する方法を解説していきます。
作成したソースコードはコンパイル・実行してみなければ正常に動作するかわかりません。
なので、こまめにコンパイル・実行して動作を確認(デバッグ)する必要があります。
gcc でコンパイル・実行するための簡単なソースコードを書いていきましょう!
以下のコードを main.c
という名前でデスクトップに作成してください。
main.c
#include <stdio.h>
int main(void){
printf("Hello World");
}
このコードは「Hello World」をターミナルやコマンドプロンプトなどに出力するだけの単純なソースコードです。
それでは、先ほどのソースコードを gcc を使ってコンパイルしていきます。
コンパイルとは、僕ら人間が書いたソースコードを機械が解釈できるように翻訳することを言います。翻訳して作成されたファイルは、「実行ファイル」や「バイナリファイル」と呼ばれる。
Macはターミナル、Windowsはコマンドプロンプトを起動してください。
起動したら先ほど作成したソースコードが置いてあるデスクトップに移動するので、以下のコマンドを実行してください。(実行するにはコマンドを打ち込んでEnterを押す)
cd Desktop
コンパイルするには、gcc
コマンドを使います。
gcc main.c
すると、実行ファイルがデスクトップに生成されますが Windowsは「a.exe」、Macは「a.out」という名前で生成されます。
実行ファイル名を指定するには、以下のように記述します。拡張子は必要ありません。
gcc main.c -o 実行ファイル名
これで gcc を使ってソースコードをコンパイルできました。
先ほどコンパイルして作成したファイルを実行してみます。
Windows で実行ファイルを実行するには、そのまま呼び出します。
a.exe
Mac で実行ファイルを実行するにはファイル名の前に ./
を付けて呼び出します。
./a.out
すると、下の行にソースコードを実行した結果が表示されます。
Hello World
これで簡単なソースコードをコンパイル・実行できました!
この記事では、C言語のコードを gcc を用いてコンパイル・実行する方法を解説しました。
C言語でコードを実行するにはコンパイルする手間があるのでめんどくさいですが、長いこと確認しないとエラーが起こった時に修正が大変になります。
こまめに確認するクセを付けておきましょう!
それでは今回の内容はここまでです。ではまたどこかで〜( ・∀・)ノ