この記事では、Pythonのpass文の使い方についてを解説します。
Pythonでは、if
文やクラスなどのブロック内に何も記述しないとエラーになってしまいます。
if True:
# 何も記述しないとエラー
上記のコードを実行するとSyntaxError
が発生します。
構文上何らかのステートメントが必要だけど、なにもしたくない時にはpass
文を使います。
それでは、pass
文の使い方を見ていきましょう!
構文上何らかのステートメントが必要な場合、ブロック内でpass
文を記述することで空のブロックを作成することができます。
if True:
pass
pass
文は無視されてなにも処理しません。また、クラスや関数などにも使用できます。
# 空の関数
def func():
pass
# 空のクラス
class MyClass:
pass
もちろん、これらの関数やクラスは呼び出すこともできます。
func()
mc = MyClass()
このように、pass
文はプレースホルダーとして機能させることができます。
文字列を記述することでもエラーを回避できます。
if True:
''
def func():
''
class MyClass:
''
func()
mc = MyClass()
ちょっとしたメモを残しておきたい場合は、文字列を使うと便利です!
if True:
'後で実装'
この記事では、Pythonのpass
文ついて解説しました。
Pythonでは、操作が必要ない場合でも構文上、何らかのステートメントが必要な場合にpass
文を使うことを覚えておきましょう!
また、デバッグ中に特定の部分のコードを一時的に無効化するためにも使用できます。
それでは今回の内容はここまでです!ではまたどこかで〜( ・∀・)ノ
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