この記事では、Pythonのセミコロン(;)の使い方を解説します。
セミコロンを用いることで行内に複数の単純文を区切って記述することができます。単純文については以下のリンクを参照してください。
Link7. 単純文 (simple statement) — Python 3.11.5 ドキュメント
それでは、セミコロンを使って複数行のソースコードを1行にまとめる方法を見ていきましょう!!
セミコロンを使って以下の簡単な変数の初期化、演算、出力を同じ行に記述してみます。
a = 1
b = 2
c = a + b
print(c)
書き直すと以下のようなコードになります。
a = 1; b = 2; c = a + b; print(c)
セミコロンを使うことで上記のように複数の処理を行内に記述することができました。
Pythonでは文末のセミコロンは非推奨となっています。以下のように行内に複数の単純文を含めない場合はセミコロンを記述しないように気を付けてください。
a = 1;
b = 2;
c = a + b;
print(c);
また、単純文を区切って記述した場合であっても文末のセミコロンは非推奨なので勢い余って記述しないように注意してください。
# 最後の ; がいらない
a = 1;b = 2;c = a + b;print(c);
この記事では、Pythonのセミコロン(;)の使い方を解説しました。
セミコロンは文末にさえ使わなければ非推奨ということはありません。使う機会は多くはありませんが、覚えておくとそのうち役立つかもしれません。
それでは今回の内容はここまでです。ではまたどこかで〜( ・∀・)ノ
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